第18回公共交通部会報告書  
ひらかた環境ネットワーク会議
050411 第18回公共交通部会ミーティング記録
日時:2005年 4月 11日(月) 19:00〜21:00
場所:サプリ村野2Fリサイクル工房会議室
参加者:井上和男、鎌田徹、河上勲、末岡妙子、恒川侑子、馬場明男、松下尚江、松村暢彦

資 料: 1)
第17回公共交通部会ミーティング記録

      2)
3月22日自転車Gミーティング記録

      3)(株)アーキエムズとの打合せ記録(3月29日)

      4)3月30日、市長との懇談会 概要

     5)17年度事業計画書(公共交通部会)

     6) 17年度 予算(部門別案)
     
     7)駅前広場の活用について・・・下鶴

     8)ひらかた環境ネットワーク会議NPO法人化 Q&A

     9)子どものための体験型交通・環境学習の試み

    10)
自動車公害を題材とした交通環境学習プログラムの開発と実践

    11)土木計画専門家の交通・環境教育への関与に関する一考察
      ー土木計画者としてしてはいけないこととしなければならないことー
    12)明日の樟葉地域の交通環境を考える”まちづくり市民ワークショップ”
      企画提案書(案)

  1. 交通環境教育について....松村暢彦

    小学校6年生を対象としたゲームの体験。

      道具:カード2種(クルマ1枚、電車1枚)、24マス×6人分の表

      ルール:6人で対戦。毎回、いずれかのカードを出す。

          出したカードで進めるコマ数が異なる。先に上がった人が勝ち。

          進めるコマ数....電車は常に3コマ。

                 自動車(自動車カードを出した人の数→進めるコマ数)

                 1→6、2→5、3→4、4→2、5→1、6→0

      結果、9回目で全員がゴール。

      解説:もし電車カードのみを出し続ければ8回で上がれる。

         (早く行くことを強制されることで、かえって効率の悪い結果が出た)

         社会的効率性の低下。各人が使ったカード回数がトリップ数。


自分が早く着きたい
  
 ク ル マ を 利 用 
↓         ↓
皆が早く着けない   空気が悪くなる

これが「社会的ジレンマ」

 (過去100年以上、専門家が頭を悩ましている)

□二つの解決策

  1、技術:道路を造る、エンジン・燃料の改良

  2、教育:自分が早く着きたい+皆が...、空気が...→自家用車の利用減

他に、公共交通衰退バージョン(電車3コマから2コマ、1コマへ)や

 高齢化社会バージョン(クルマ利用停止)あり

 (最後に、授業では軽く5分程度で以下のことに触れる)

 社会が目指すもの要素は「環境」に限らず、「安全」「安心」「利便」があり、 いろいろなバランスの中で、それぞれに職業が成り立っている。どれも大切で、 自分が何を支えるためにどんな職業に就くか考えよう

----<カードゲームからここまでで、90分授業

●行政・学会が教育に関わる動機

 「目的は教育であるという認識の共有」(教育を手段としないことが肝要)

 公共交通利用の活性化によって「道路の混雑緩和」「環境改善」の先にあるものは

 →長期的視野に立った社会の形成者の育成

 (教育基本法第1条:教育の目的)

●「やってみよう」と思える教材の視点

  ・時間軸と空間軸

  ・自然環境と人工的環境

  ・理性と感性

大気汚染立体地図

グループ、ダイヤモンドランキング

  各人各様でランキングが違う

   ↓(コミュニケーションを取りつつどうにか)

  意思決定の難しさを実感させる


●フードマイレージ(食材の輸送に伴う二酸化炭素量の比較)からは、何処で買い物をするか(何を買うか)は、こんな社会にしたいということに1票を投じているのと同じで、買い物行動をかえるだけで社会が変わることを教える。

 事例;枚方市立平野小学校5年生、豊中市立東泉丘小学校学校、府立西淀川高等学校

●専門家(土木計画者)は、もっと教育の現場に関わるべし

2. 駐輪システム、レンタサイクルについて
 
 自転車グループより報告(3月22日自転車グループミーティング記録参照

  ・牧野を舞台にレンタサイクルの実験

  ・枚方市駅 駐輪場について課題など

  ・駐輪システムについて(3月29日(株)アーキエムズとの打合せ記録参照

3. 3月30日、市長との懇談会 概要説明

 公共交通部会では、4点市長に申し上げました。

◎環境先進都市であるドイツのフライブルクを目指していただきたい。

 例えば交通基盤の整った楠葉を、公共交通を優先させた環境保全モデル地区とする。

◎一つの事業を行う時、多部局にわたって関係課があるが、行政内部の連絡がスムースに行くようなシステムを作っていただきたい。

◎以下の事業において公共性確保のため、市の主体的な関わりが必要であると考えられる。そのための予算の確保をお願いしたい。

・レンタサイクル事業の実現へ向けての社会実験

 例えば、中央図書館へのアクセスに牧野駅を拠点としたレンタサイクルを活用する

(樟葉駅周辺のリニューアルに伴う諸問題の解決のため)

・市民参加のもと、樟葉駅前広場における利用・活用のワークショップ

・市民参加のもと、楠葉地区の交通環境改善のためのワークショップ

◎小学校で、交通環境学習をカリキュラムとしてとりいれることが必要

市長は、NPO法人化に積極的で、市としては積極的に支援こそすれ引くことは考えてないことを明言。枚方にフライブルグ出現は枚方ブランドになると非常に乗り気で、牧野のレンタサイクルや交通環境教育にも大きな興味を示された。

 

4.樟葉駅前広場の活用について討議

○下鶴さんより報告と提案:夜9時ころ、自治会の防犯見回りで駅前広場に行ったところ、何人かでマウンテンバイクをしている人がいました。見回りが終わってから、一人で、そのマウンテンバイクをしていた人たちと話を聞きに行きました。彼らに言わせると、この広場以外にするところがなく、通行人に注意しながら活動しています。活動のあとは 自分たちのゴミ以外の片付けをしてから帰ってる。警察に注意されてもそのときはあやまって、引き上げてからまた集まるを繰り返してる状況です。ということです。バイクを床に打ちつけて、破損した場合は弁償するとも言ってました。彼らのようにルールをもって活動している人たちもいれば、無謀なことをする人たちもいますので、ルールが必要だと思います。モールがオープンしたことで人通りも今まで以上に多くなるし、接触事故を防ぐためにも、たて看板を広場につけたらどうでしょうか?

@通行人の妨げとなる危険な行為をしてはならない

A広場にある樹木、椅子など破損させてはならない

 破損させた場合は、弁償すること

@については、やりたい人たちにすれば、通行人のいないときならできるし、枚方市にすれば、通行人との接触事故はなくなり苦情もなくなります。

Aこれは、スケートボードをする人たちが、椅子などめがけてスケートボードごと飛び上がって打ち付けて、そのまま床に着地する行為を繰り返すことで破損を防ぐものです。これらの注意喚起するたて看板があるのに、それでも危険行為をするなら、警察に注意してもらうなど、管理しているのは枚方市なので、注意喚起する看板は枚方市に、危険行為をする人たちに注意するのは、警察、見回りは自治会と、それぞれがやるべきことをやっていただいたらいいと思います。

○部会員からの意見:樟葉駅前広場の利用・活用については、まずそれを議論する体制(ひらかた環境ネットワーク会議、周辺自治会、商店、枚方市、京阪などで構成)を作ることが必要。そのなかで、安全の問題とか、パフォーマンスの管理、清掃などのことを決めていく。そのためには、広場の使い方について、ワークショップを開催するなどのところから始める必要がある。

○ネットワーク会議として:公共交通部会とまちづくり部会があって、それぞれからメンバーを出してワークショップを、合同でやろうといっています。しかし、費用もかかることですので、市で何らかの予算を出してもらわないとできないことです。

 

5.樟葉駅周辺交通環境の課題について

 馬場明男より(資料:12)の「明日の樟葉地域の交通環境を考える”まちづくり市民ワークショップ”企画提案書(案)」の説明。その後意見交換。今後” まちづくり市民ワークショップ”を行えるよう、市と協議を進める。また、様々な方法で予算確保を考える。

 

■次回 5月12日(木)19:00〜21:00

 場所:くずはタワーシティT棟3304号室「スカイラウンジ」一番高い建物

 (駐車場の手配が必要ですので、自家用車でのご来場は事前にお知らせ下さい。)