第3回公共交通部会報告書   エコスタイルイラスト
ひらかた環境ネットワーク会議公共交通部会
040405 ミーティング記録
日時:2004年4月5日 18:30〜20:30
場所:くずはセンチュリータウン6番館1階集会所

参加者:鎌田徹、馬場明男、末岡妙子、谷崎利男、松村暢彦、磯村智史、河上勲、筏津洋之祐、
     恒川侑子、芦田友美、
     巽全(ナショナル自転車工業株式会社)
資料:040315ミーティング記録
   エコドライブ実証実験の内容および結果
   National Panasonic 電動自転車 カタログ

1. 新たな参加者の紹介
   筏津さん−枚方市エコサイクル所属
        自転車再生および、放置自転車のリサイクルに携わる
   松村さん−大阪大学大学院工学研究科助教授 ビジネスエンジニアリング専攻

2. レンタサイクルシステムと駐輪システムについて
   ナショナル自転車工業(株) 企画開発室 新規法人チーム
        チームリーダー  巽 全 氏より
◎ スライド
  ▼ エコサイクルシステム     ・都市交通渋滞緩和
                      ・大気汚染、騒音防止
                      ・新しい街づくり 
     ○配送エコサイクル    プレスサイクル〔新聞配達〕
                     ポストサイクル〔郵便配達〕
                     ポリスサイクル〔警察〕
     ○共同利用エコサイクル  マンション、社員、局員、構内
     ○観光エコ    JR長崎、京都嵐山、しまなみ、明日香村 
                 『移動手段が無い限り電車は発展しない』 
     ○駅前エコ通勤レンタサイクル   広島市、新津市 = エコ通勤 
                           品川駅前 = 地下駐輪レンタ
                           北九州モノライド
     ○サービスエコサイクル   エレベーターサービス
                        〔ビルを転々として点検して回る〕
                       OA機器サービス
                       介護サービス
     ○訪問販売エコサイクル   保険、検針 など

  ▼ 電動エコサイクルシステムの展開
          官公庁、地方自治体、民間企業 など 
          目的地まで車利用、そこから貸し電動自転車を利用 = 車との共存
          (例1) JR北九州 『楽チャリ』観光プロジェクト 
          (例2) ジェイコム(ケーブルテレビ局) 
               社用車を四輪から電動自転車にかえると、リース料・駐車料など
               一台当たり4万4千円のコストダウンとなる。この他、社会にも役立つ。
                  1. タウンパトロール 自動車、自動二輪と違い、電動自転車で
                    走ると色々なものが目に入り、パトロールの意味を持つ
                  2. さわやかエコ訪問 路上駐車のマイナスイメージがない
◎ ビデオ
     地球環境と共存する新しい豊かさ
          環境への影響を少しでも減らすことが大事
          電動自転車はそれを満たす事の出来るひとつの手段である
          (排気ガス=0、騒音=少ない)
      1. 観光地で
              長崎:JRを利用すると貸し自転車2時間300円
                  駅から先のアクセスをどうしていくかがポイントとなる
              湯布院:4時間以上1,500円
                  JR利用だと900円
      2. 郊外から都市へ
              北九州モノレール駅でパーク&ライド
                  貸し自転車40台
                  駅前に大型駐車場が不要 = 環境配慮になる
      3. 都市部で
              北九州西陣駅:1日1,800円
                     公共交通に乗り換え可能な場所にポートがある
                     盗難防止にGPS搭載(ランニングコストが高い)
              門司:会員登録制の乗り捨て(ポートに返却)貸し自転車
              成城:竪穴型地下駐輪場 1機に144台収容可能(価格は1億円)
                  1台収容するのに10秒

   質疑応答等
      電動自転車のバッテリーはどれ位走れる?
          リチウム電池なので100キロ〜坂道で60キロ
      自転車の3輪型のほうが高齢者には安全では?
          2輪よりむしろ3輪の方が安定はよいが、コーナリングが難しく、スピードを出す
          と倒れやすい
      乗り捨てのポートの管理人は居るのか?
          無人で運営(カードで借りるので誰がいつどこで返却したのかわかる仕組み)
      その際、シルバー人材を活用する手もあるのでは?
          無人だとシルバー人材の雇用が減る
          しかし、シルバーの人はあまり現金を触りたがらない現実もある
      乗り捨て方式を通勤に使えないか?
          枚方市では『通勤で家から駅へ、通学で駅から大学へ』
          この方式はビジネス化して儲けようとすると今は無理がある
          一度にどっと移動する学生は、国際大学の場合、バスでも積み残しがあり捌き
          きれていない、ましてや自転車での対応は難しい

          小さい単位で(例えばマンションで)共有自転車方式が取れないか 
      「樟葉駅」で実験してみる(?)
          エコサイクルではリサイクル自転車の引き取り手をさがしている
      自転車が今たくさん街へ繰り出すと自動車や歩行者との事故等、起こるであろう

      まずは道路整備が必要となる
          くずは周辺でのシステムを考えていくのか
          河川敷を整えていくのか

      電動自転車の電池回収はどうするのか
          北九州ではポートで回収し、リサイクルセンターと契約
      地方自治体にお金はないが土地(一等地)を所有している
      補助金を頼りにせず市民が自主性を持ってサービスの権利を獲得していくべき

      雨の日のバス増便は可能だろうか

      JR環状線が多くの人に利用される理由は
          電車の乗り換えが便利
          大阪市内のバスは乗りにくいと感じる
           トータルシステムで『バス巡回システム路線』をつくっていく必要がある

3. その他提供資料について
      (時間の都合により次回とする)

4. 今後の予定について
   4つの問題意識をもって、まずは勉強会を重ねていく
   行政やバス会社にも訴えかけていく
   ヒアリング、調査なども必要だがまだ計画するまでには会自体も至っていない
   自転車利用に関しては、道路の整備が必要
   バス経路の問題についてはコミュニティバスも含め、現地を一度歩いて調査する
   バスの利用など、環境にいいことが何なのかを共通認識がもてるように、学習しながら
   計画をたてていくべきである